ボルディゲラの庭

地中海と高知の光に出会う庭

写真:広い庭にヤシの木や地中海の植物が並び、背景には高知の山と海が見える。白い石垣に囲まれた道やレンガ屋根の小屋があり、ボルディゲラの世界を散策できるようになっている。

「ボルディゲラの庭」は光り輝くモネの作品から発想した、世界で1つの庭です。
2008年、北川村「モネの庭」マルモッタンでは、モネがボルディゲラの旅に材を取った作品とその地中海の世界をテーマにした世界でもはじめての「光の庭」を出現させました。しかし、12年という長い年月により、地中海の乾いた世界観が薄れてきたことに伴い、2020年、20周年記念事業として、その輝きを取り戻すために「光の庭」を全面リニューアルしました。モネの作品、ボルディゲラ、地中海の世界をもう一度見つめ直すことにより、「光の庭」は美しい地中海の光と植栽とモネの作品を感じることのできる「ボルディゲラの庭」として生まれ変わりました。

写真:個性豊かな地中海の木々が繁る様子
モノクロ写真:樹の下で麦わら帽子をかぶっているモネ

Monet et Jardin“Bordigehra”

モネの絵画:“Bordigehra” 写真:北川村「モネの庭」の “Bordigehra” そっくりの庭の様子
写真:白い石垣に囲まれた池の周りにヤシの木がたくさん生えている。背後には高知の山が見える。

43歳の時にルノワールと旅した地中海のボルディゲラ。その光と色彩に魅了され、興奮とともに描き上げた30点以上の作品。「光による色彩」に強い印象をうけたそれらの作品は、その後の創作活動を知るうえでの重要なポイントだと言われています。その描かれた風景、旅と作品をテーマとして、北川村の起伏に富んだ地形を利用し、ヤシやオリーヴなどの地中海付近の植栽とツツジや柚子などの高知の植栽をあわせるユニークな庭造りにもチャレンジ。また日本庭園の要素も盛り込み、海や山の佇まいも借景として、高知の自然のなかで感じる地中海を作り上げました。地中海の光と色彩、モネが感動した風景を「ボルディゲラの庭」でお楽しみください。

イラスト:帽子をかぶって椅子に座るモネ