水の庭

モネの愛した睡蓮が咲く庭

太鼓橋や藤棚・柳に竹、浮世絵の影響を受けたモネの日本を感じる庭は晩年彼をひきつけて止まないものでした。光と、それによる水の反映、時間により移り行く色彩。その風景は多くの作品として生まれました。モネの絵画の中でも代表作となった「睡蓮」。そのスイレンが色とりどりと咲く池でモネの描いた風景に出逢ってみてはいかがでしょう。

画像:モネの夢であった青い睡蓮
画像:ジヴェルニーの水の庭で太鼓橋をバックに佇むモネ

Monet et Jardin“Waterlilies”

モネの絵画:“Waterlilies” 写真:北川村「モネの庭」の “Waterlilies” そっくりの様子
画像:藤と睡蓮が咲く季節の水の庭。
画像:クロード・モネの名を持つバラ
画像:ストケシア
画像:藤の花

池の周囲には「藤」や「柳」「桜」といった日本でもなじみ深い樹木を中心に、赤や黄色や青といった色鮮やかな草花たちが配されています。太鼓橋とバラアーチといった日本文化と西欧文化の融合は、まさに印象派クロード・モネならではの感性の庭ともいえます。

イラスト:太鼓橋から池を眺めるモネ