【ボルディゲラの庭】ダシリリオン・ウィーレリが開花しました!(7/18開花終了となりました)

ボルディゲラの庭で、砂漠の植物「ダシリリオン・ウィーレリ」が開花しました。­­­­­

国内での開花はきわめて希少で、めったに見ることができません。
この貴重なお花をぜひ、ご覧ください。

花茎が伸びてきたダシリリオン(6月下旬頃の様子)
開花したダシリリオン(7月10日の様子)

今年6月中旬頃より花茎が伸びはじめ、高さ約4.5メートルまで達したあと、7月6日頃より開花が始まりました。下のほうから上に向けて咲き進んでいます。

ダシリリオン・ウィーレリはメキシコ北部~アメリカ南西部の乾燥地帯に自生するアガベ(リュウゼツラン)に似た多年草。灰青色の長い葉は、縁に細かなとげがあり、株の中心から放射状に優雅に広がります。数年に一度、株が成熟すると中心から高さ4~5メートルの棒状の花茎を伸ばし、何千もの小さな花を穂状に咲かせます。雄株はクリーム色、雌株は紫がかったピンク色の花をつけ、花の色で性別を見分けることができます。(今回開花しているのはクリーム色なので雄株です。)花にはたくさんの虫たちが集まっています。

アガベとは違い開花しても枯れることはありませんが、成熟してもなかなか花をつけず、実生から開花まで15年以上かかることもあるといわれる貴重なお花です。

●開花場所   ボルディゲラの庭   
●開花始まり  7月4日ごろ
●鑑賞期間  花が終わった後も立ち姿をご覧いただけます。

【7月18日追記】
花が先端まで咲き進み、開花終了となりました。昨日の大雨の影響もあり、一気に花が終わりました。花茎の立ち姿はこのままお楽しみいただけます。

先端まで咲き進み開花終了(7月18日)
咲き終わった花の様子(7月18日)

↑ボルディゲラの庭では「数十年に一度」の開花といわれる「アガベ アメリカーナ(リュウゼツラン)」も花茎を伸ばしています。(開花は7月下旬~8月頃予定)

【7月18日追記】

アガベ アメリカーナ 開花始まりました!